行事報告

2005年夏期伝道実習報告

 東京聖書学校の学生は、夏期伝道実習期間といって、約1ヶ月、それぞれ日本各地の教会を訪問して、伝道実習を行います。
 キャラバン派遣(複数でいくつかの教会を巡る)、チーム派遣(複数でひとつの教会に数日間奉仕する)、個人派遣(個人でひとつの教会に数日間滞在し、奉仕する)があります。
 2005年は東北、山梨、山陰でキャラバン伝道が実施されました。
 その一部を、写真と文章でご報告します。

■キャラバン報告 ・ ・ ・ ◆東北キャラバン 7/29-8/8


(8月1〜2日 東北夏期聖会 於)土沢教会)

7/29(金) 9:00am学校をキャラバン車で出発。一路、仙台へ!約2週間の巡回伝道実習がいよいよ始まる。でも、行きの車中で早くも忘れ物をしたことが発覚!…この先どうなるんだろう…ドキドキ…
4:00pm仙台青葉荘教会に到着。島先生夫妻からあつい歓迎を受ける。翌日のためのチラシを準備して、就寝。

7/30(土) 5:00am仙台は日中は猛暑なので朝チラシ配布。1300枚ほどを4人で1時間ほどで配り終わる。
8:00am内ヶ崎姉のお宅を訪問。短い早天祈祷の後、学校の朝食に負けない量のご飯を、ご馳走になる。教会学校梅田分校の話、ご主人の話、昔の群れと小原先生の話など、次々出てくる楽しい話を伺いながら、良いお交わりをいただいた。夕方からは、岸義紘師のチャペル・コンサート

7/31(日) 10:15am 特別伝道礼拝に出席。説教岸師。特に学生の奉仕はなかった。女性は静江師の昼食のカレー作りを手伝う。礼拝後、昼食会。青年たちと岸先生をかこんで交わり。その後は自由。(島先生たちは教会の会議)夕食は牛タンをご馳走になる。

8/1(月) 岩手の土沢教会(東和町)に移動中、中善寺を観光。義経ゆかりの平泉。学生が食事を作ったのはこの日の朝だけで、後は全て静江先生がご用意くださった。
昼過ぎ、土沢教会に到着。学生は全員証をした。主講師は八束師。60名ほどの参加で、信徒の方も多く、活気があって、どの集会も大変恵まれた聖会だった。夕食は外庭で。東北の教会の方たちとゆっくりお交わりできた。

8/2(火) 聖会終了後、オプションで小原師の墓参。親戚の方も挨拶に見えた。その後すぐに山本先生と共に、酒田暁星教会へ。夜に到着。

8/3(水) 6:00am全員で早天祈祷。酒田滞在中は、山本めぐみ姉がおいしいお食事を毎日三食作ってくださいました。
9:00amチラシ修正(前任牧師の名前をシールでかぶせる作業。ファイルに実物がある)と配布。300部ほどだったが、炎天下で、戸数も少なく、午前中いっぱい使っても配りきれなかった。中込兄が奮闘。その後、祈祷会。牧師と学生のみ。疲れて夢心地…
7:00pm夜の特別集会。(ミュージカルと中込兄のメッセージ)外部から来られる方はありませんでしたが、A兄、Y兄とK君が出席され、時間を延長して祈り、語り合いました。夜は温泉へ。

8/4(木) 9:00am余目(あまるめ:地名)集会。菅原兄の信仰の歩みを伺う。(戦争体験、結核闘病、クリスチャンとの出会い、信仰生活の試練など、など)学生含め12人ほど。昼食も大きなラーメンをご馳走になった。午後は、隣の酒田教会を見学し、その後、会堂のワックスがけと、外の草むしり。

8/5(金) 酒田から新庄へ移動。10:00過ぎに新庄新生教会に到着。満希子師と、栗原愛子姉が応援に来てくださる。肘折温泉に案内していただく。

8/6(土) 連日の疲れが少し見える。朝食後、隣の空き地の草むしり(草刈?)をして、さらにチラシ配布。人数がいたので1200枚ほどを午前中に配り終わった。暑さでみんな疲れ気味になる。男性陣は徒歩十数分のところにある「新庄本町教会」で宿泊。布団はバプテストの教会にお借りした。感謝。

8/7(日) 6:30amいつも通り全員で早天、朝食後、CSの準備。
9:00am教会学校。子供は川上家の3人と女の子1人。森田姉がよく準備されたメッセージをとりつぐ。分級は中込兄。(写真)
10:15am 一般礼拝。説教は島先生。学生は賛美奉献と、証し(小形姉)、奏楽の奉仕をした。シオンちゃんの献児式も行われ、大変恵まれた礼拝となった。礼拝後の愛餐会では全員が自己紹介をし、最近受洗した方、長い信仰暦の方、韓国の方、色々な方がこられていることを知ることが出来た。
1:30pm 市内教会合同の子供会のお手伝い。酒田でもやったミュージカル「迷子のザアカイ」を上演。ゲームをたくさん森田姉が用意して、子供たちを喜ばせた。子供12人。ビデオ上映あり、カキ氷あり、お菓子あり、メッセージ(中村師)あり、バルーンあり、もりだくさんであっという間の二時間だった。
子供会のあと夕食を外で全員で食べて、島先生と、深谷は再び仙台へ。他の学生は一泊してから翌日学校に帰校。新庄では学生が食事を当番で用意する話だったが、実際は満希子師と栗原姉が大半を手伝ってくださり、助けていただいた。

■キャラバン報告 ・ ・ ・ ◆山梨キャラバン 7/28-31

 山梨八代教会に行って参りました。キャラバンのメンバーは、引率が鵜沼先生、柏兄(3年)、今井兄(2年)、楠兄(1年)、そして私の5名です。日程は7/28〜31日でしたが、夏期聖会が終ってそのまま直行したため、約1週間行っていた気がします。

 さて、28日の夕方、ぶどう畑の真ん中にある山梨八代教会に到着し、中山先生、倫子先生の暖かいお出迎えと、倫子先生の美味しい手料理を皆満腹まで戴きました。その夜7:00からの祈祷会で、神学生の自己紹介と鵜沼先生、教会員の方々の紹介がそれぞれあり、その時、中山先生の弟さんご夫妻と柏兄が、昔々同じ町内に住んでいたという奇遇を発見し、神様の導きを改めて感じたひとときでもありました。

 翌日からのキャラバン隊のご奉仕のため、また山梨八代教会のさらなる発展と特伝のために祈り、初顔合わせを無事終えました。

 翌金曜29日、中山先生のお父様が始められた博愛保育園を訪ね、可愛い園児らと楽しいひと時を共有しました。園児達は一緒に歌って踊ってゲームして、キャラバン隊によるお話とペープサート劇を熱心に見てくれました。そして、さよならをする時には、私たちの姿が見えなくなるまで、そのかわいい手をいっぱい振って元気をくれました。神様の御国に入るにはこの子ども達のようでなければ・・・。

 さて、昼食後一息ついて、中山先生は合併して大きくなった笛吹市の名所を案内してくださいました。中央自動車道建設に先立つ調査で縄文時代頃からの土器、石器が多量に発見された釈迦堂遺跡群の博物館、まずまずマンズワイン山梨工場の見学とワインの試飲、ぶどうの丘で雄大な景色をバックに巨峰たっぷりのソフトクリームを戴き、いよいよお待ちかねほったらかし(という名前の温泉)タ〜イム。富士を望み、甲府盆地を見下ろす眺望と星空天井の夜景が好評とか。この日があっちの湯が開いていました。武田信玄ゆかりの地へも行ったのですが、開館時間に間に合わず見ることが出来ませんでした。

 ゆったりと湯につかった後、熱々のほうとうはとっても美味しく、本場の味に満足満足でした。体調を崩して食べられなかった人にゴメンナサイ!

 3日目の土曜日は教会での一日夏期学校に、子供達が沢山参加してくれました。初めてのお友達も来てくれて、私たちも励まされ、午後はバーぺキューとスイカ割り大会で盛り上がりました。中山先生は教会での夏期学校初開催に子ども16名、大人約15名の参加を得て、事前の教会員の方々の宣伝が功を奏した、と喜んでおられました。翌聖日のCSに引き続き子ども達が来てくれて、別バージョンのペープサート劇とゲーム、教会員の方の紙芝居をしました。都合二作のペープサート劇を作るについてはメンバーと鵜沼先生のご協力あってのものです、ありがとうございました。礼拝での柏神学生の証し、鵜沼先生のジャストメッセージも感動しました。

 中山先生、倫子先生、教会員の方々のお心づくしと季節のぶどうや桃、西瓜の美味しかったこと!神様の恵みは山梨八代教会に豊かに降り注がれ感謝でした。

■キャラバン報告 ・ ・ ・ ◆山陰キャラバン 8/6-15

 8月5日の早朝4時に吉川を出発し、途中渋滞の影響もあって13時間をかけて松江まで行き、帰りは仮眠しつつ18時間をかけ、8月15日の朝8時に到着するという長くて、キツイ行程の山陰キャラバンでしたが、事故もなく、また楽しい雰囲気のなかでキャラバンとしての奉仕をすることができたことを感謝します。特に4つの点から恵みを報告させていただきたいと思います。

?@山陰という地域での伝道に触れたこと  今回キャラバン隊は松江・秋鹿という、いずれも島根県松江市にある教会でご奉仕させていただいたのですが、寝泊りはすべて秋鹿教会の牧師館(旧教会会堂)でさせていただきました。
 松江教会で奉仕する日も秋鹿教会から出発するという形態だったのですが、途中に泊まり場所を変えなくて済んだので、その分腰を落ち着けて奉仕できたと思います。
 滞在数日後にはメンバー達も街の地理が分かり始めたようでした。宗先生のご配慮で市内を観光させていただき(松江城や堀川遊覧船めぐりなど)松江の風土や歴史も少し分かるようになりました。
 松江といえばバックストンが伝道をした場所として有名ですが、その足跡にもふれることができました。バックストンが種蒔きをしてからすでに長い年月が経っていることもあり、地域に根ざした伝道がすでになされていることが印象に残りました。
 松江教会には熱心な昔からの信徒さんが多くいて、それらの方のあつい祈りによって教会が支えられている様子が分かりました。

 秋鹿教会は周囲にあまり住宅のない小さな集落にありますが、教会の周囲の家の多くが何らかの形で教会に関わっていて、地域のコミミュティーのなかに完全溶け込んでいる様子に感激しました。
 地方都市はよく、仏教や神道など日本の土着宗教の影響が強くて伝道が難しいといいます。しかし訪れた2教会とも、地域に理解され共存している印象があり、簡単には揺るがない地盤の強さを感じ取りました。私たちにとって大きなことを学ばせていただいたように思います。

?A分区教会での連携について  松江、秋鹿の両教会は、同じホーリネスの群の教会でしかも車で約20分の距離ということもあり、先生方が協力されていることはもちろん、信徒レベルでも交流が盛んであったようです。今回も滞在中様々な行事がありましたが、両教会の信徒さんがいろいろな形で協力くださったことは感謝です。
 また、ホ群の教会ではありませんが、松江北堀教会の大沢先生に滞在中大変お世話になりました。秋鹿教会で行われた「お笑い伝道会」(※小中学生向き)では先生のもっていらっしゃる賜物を発揮してくださり、子ども達も大笑いしながら福音に触れることができました。大沢先生は「分区内の諸教会が教派を超えて協力することなしに、伝道の前進はない。それぞれの教会、牧師が違う賜物を持っているのだから、お互いに助け合っていかないといけない。」と語っておられましたが、実際に山陰西分区は各教会が協力し合うようになって、どの教会も教勢が上向きだそうです。
 今回も大沢先生がキャラバン隊の奉仕期間にあわせ、秋鹿の手伝いをしてくださいましたが、小川先生もその賜物を生かし松江北堀教会の行事等で用いられていると聞きました。日本キリスト教団という多くの教派の集った信仰共同体において、周囲の教会との連携の必要性を改めて学ぶことができました。

?B子どもへの伝道について学べたこと  両教会でした沢山の集りに出させていただき、また奉仕させていただきましたが、そのうちの多くは子ども達を対象にしたものでした。松江教会では、通常のCSに加え、意東という鳥取県境に近い地区で子ども集会での奉仕をさせていただきました。予想を大きく超える25人ぐらいの子ども達と楽しいときを持たせていただいたのですが、ほとんどが教会に一度も来た事のない子ども達でした。しかし、前々からその集会のことを楽しみにしてくれていた様子で、聖書のお話しや賛美、ゲームなどのときに見せてくれた彼らの輝いた瞳は忘れることができません。神様がこれからも彼らの上に伴ってくださることを信じ祈っていきたいです。

 秋鹿教会では、連日のように教会学校の行事が持たれ、それに加わらせていただいたのですが、いつも教会に来ている15〜20人の子ども達と密度の濃い交わりをさせていただきました。秋鹿では教会が子ども達の遊び場になっています。先生がいるいないにかかわらず、子ども達は教会を集合場所にして遊びます。彼らの生活のなかで教会という場所がなくてはならないものになっています。それだけ教会に入り浸っている子達ですから、イエス様のこともよく知っていて奉仕もしやすかったです。この状態になるまで、小川先生、また前任の村谷香織先生が多くの労をなさったことを考えますが、教会が子ども達がいつでも気軽に来られる場所であることの大切さを感じました。

?C多くの人との出会い  キャラバン派遣中、本当に多くの方と温かい交わりが持てたことは大きな財産です。今回1回きりの交わりではなく、今後も両教会のことを祈りのうちに覚え、よき交わりができればと思います。また先生方、信徒のみなさん、子供達に心から感謝します。特に私達が10日間の長きに渡り寝泊りさせていただいた秋鹿教会の小川文子先生が、賜物を生かして主に用いられているご様子を見ることができたのは大きかったです。先生とは1年間、同じ学び舎で生活させていただきましたが、今回牧会現場を実際に見せていただきいい刺激を与えられました。またキャラバンメンバーである3年生の浅田美由紀神学生、岡田はるみ神学生、1年生の野口佳男兄弟、そして引率してくださった大友英樹先生を主の御心によって与えられたことにも感謝です。今回10日間もご一緒させてもらったことで、みなさんそれぞれ新たな面を発見できました。今後も今回ご一緒させてもらった経験をいかし、さらに助け合うことができればと思いました。

 以上、4つの点からまとめましたが、得た恵みはあまりにも多く書ききれないほどです。この恵みを忘れることなく、主が何を私たちに教えようとされたのかをしっかりと考えつつ歩みたいと思います。また、皆様のお祈りがどれだけ力になっていたことだろうと思います。心から感謝申し上げます。

■チーム派遣報告 ・ ・ ・ バイブルキャンプ 8/1-4


場所 鬼怒川オリーブの里
参加者数 各日程約42〜4名前後(途中抜ける人と途中から参加の人あり)
主講師 深谷春男師

 聖書学校から派遣されて参加したのは3名で、車の送迎、写真、会計、早天の説教、聖会での立証、賛美の奏楽、分団のリーダー他の奉仕を務めました。先生方のご指導のもと、キャンプの中心となって働いてくれた若いスタッフの人たちと協力し、毎日のミーティングでは細かい打ち合わせをしながら、プログラムを進めていきました。スタッフの人たちはみなキャンプの経験者で構成されていて、その働きには頼もしいパワーが溢れ、息の合ったひとつの流れが出来ていて、私は“すばらしい”と思いました。

 初参加の私はキャンプに対してひとつのイメージを持っていました。それは、大人が企画、運営し用意したものに、子供たち若者が参加するというもので、今まで参加したキャンプはそうしたものが多かったからです。ところが、実際はリーダーを中心にユースのメンバーが率先して意見を出し合い、プログラムの進行や参加者との交わりなどにも具体的に関わっていました。夜のミーティングでも活発に意見が出され、若い子達が細かい所にも目が届いていて、参加者を配慮する姿勢が見られて感心しました。これからの若い人達の中に希望と期待を持つとともに、彼らを育ててこられた各教会の先生方のお働きを見る事が出来、励まされました。

 このキャンプのテーマは『賛美をさずけてください』ということで、賛美のバンドを結成することになり、若いメンバーにとってはお母さんみたいな私ですが、ピンチヒッターのように加えて頂きました。新しい賛美も覚えて参加者と一体となってワクワクしながら主に向かって賛美してきました。また、少しの空き時間にも会堂に誰とも無く集まり、即興で各自が各パートを賛美しハーモニーが生まれ、自然に参加者が「共に」主を賛美するという場面もありました。
 プログラムは6時30分の早天からですが、特に感動したのは早天礼拝がすぐ下を流れる川のほとりでもたれた事です。小さな滝の近くで、こんもりと木々が茂る小川でした。ひんやりと清々しい空気の中でサムエル記からみ言葉を頂き、自然の中で捧げる賛美は特別の恵みでした。一日の始めに川のせせらぎを聞きながら、共にディボーションの時間が与えられた事は素敵でした。早天から夜の聖会に至るまで、テーマがダビデの生涯ということで、サムエル記の上下と詩篇のところから学びました。
 聖会では、諸先生方のメッセージで聖書を解き明かして頂き、スタンツではみ言葉をみんなの身体で表現し楽しく学ぶことが出来ました。また、分団では普段中々語れない課題を出し合って、年齢の差を乗り越えた交わりが持たれたと信じています。

 1日目の3時の開会礼拝からスタートし、4日目のスターティングでそれぞれの家に向かって解散するまで、事故も病人も無く無事に終わることができました。十分な時間が与えられていたとは言えませんが、それまで備えてきた事も生かされて感謝でした。確かに神様はキャンプのみんなの上に日ごとに賛美を授けて下さったのです。振り返ってみて、学ぶことが多く自分の足りなさを覚えましたが、参加者と共に楽しいバイブルキャンプが造り上げられていく様子が見られたことは大きな収穫でした。予想を遥かに上回る大きな主の恵みを味わう機会となった事を感謝しています。

■個人派遣報告 ・ ・ ・ ◆米子教会 8/10-19

1. 主な奉仕内容: ?@ 礼拝説教(日野教会)、?A 祈祷会での奨励 (2回)、?B祈祷会での証し (2回)、 ?C CS・ユース合同キャンプにおけるメッセージ、お楽しみ会の司会、ゲームの担当、劇への出演、 ?D会堂のワックス掃除、庭の水撒き、等。

2. スケジュール:
8/10(水) 15:00 米子教会着 
     19:30 役員会にて自己紹介
8/11(木) 13:30 祈祷会での証し(約20分) 出席12名
     19:30 祈祷会での証し(約20分) 出席10名 
8/12(金) 9:00 〜15:00 会堂掃除(ワックス掛け、椅子のフェルト貼り、など)
8/13(土) 午後 CSキャンプの準備
8/14(日) 午前  聖日礼拝での挨拶 
     16:00 CS・ユース合同キャンプの開会礼拝のメッセージ、
19:00 夜の集会で、劇「エリヤ」に出演(エリヤ役)
8/15(月) 午前  CS・ユースキャンプの朝の集会(お楽しみ会)の司会、ゲーム担当
8/16(火) 午前  喫茶店「ちいろば」訪問
     午後  加藤俊行・基子先生宅訪問 (4時間に亘って多くのことを教えて頂いた。)
8/17(水) 14:00 日野教会における礼拝説教 (約30分) 出席9名
8/18(木) 13:30 祈祷会での奨励 (約30分)  出席11名
     19:30 祈祷会での奨励 (約30分) 出席9名   
8/19(金) 10:46 米子駅発

3. 主な学び:
(1) 主が、米子教会に与えられた、数々の素晴らしい恵みを体験出来たこと;
例えば、?@ バクストンや秋山由五郎によって蒔かれた純福音の種が、永い歴史を経て、今も米子教会に生き続けていること、?A 親から子へ、子から孫へと信仰の継承がなされていること、?B96年という永い教会の歴史の賜物として、素晴らしい会堂とスペース豊かな教育館が与えられていること、?C米子教会で育った若い信徒を、大都市の教会に送り出す教会としての使命を果たしていること、等である。
(2) 日野教会が、戦争中に疎開された教師によって山深い地に開拓され、その後、小原十三司、本田弘慈、相沢良一、など多くの先生の訪問・支援を得て維持されてきたことを知り、使徒言行録の初代教会の姿と二重写しとなった。教会と宣教は神の不思議なご計画によって進められることを改めて知らされた。
(3) 加藤俊行・基子先生の米子教会に対する熱い思いを伺うことが出来たこと。

■個人派遣報告 ・ ・ ・ ◆西那須野教会 7/29-8/5


西那須野教会青年会の皆さんと

7月29日 …12:00pm 西那須野駅到着。その足でアジア学院見学。そこから近くの信徒宅訪問。西那須野教会到着。オリエンテーションをした後、信徒宅(丹羽家)にホームステイ(以下HS)

30日 …朝食、昼食とおもてなしをいただき、1:00pm信徒宅(町山家)で家庭集会。15分奨励。夕食は潮先生ご夫妻といただいた。この日は教会で宿泊。

31日 …聖日礼拝。CSは午後からキャンプのためお休み。10:30amからの礼拝で証し、自己紹介。CSスタッフの方々と昼食。午後からCSキャンプ(那須ICUキャンパスにて)

8月1日 …引き続きCSキャンプ。参加者はのべ約30名(スタッフ含む)。奉仕内容は、31日夜キャンプファイヤーメッセージ、男子入浴担当、1日朝のお話、祈りなど。夜は信徒宅(井戸家)にHS。

2日 …午前中は井戸家のパン屋を見学、ティータイム。12:30pmユース ・バイブルキャンプ訪問。続けて、原田時近兄の案内によりナスハウス社内、工場内見学。夜は信徒宅(久世家)にHS。

3日 …10:30am 祈祷会。夜には特別祈祷会。というのは、西那須野教会前任牧師の朴宣教師の歓迎会も含めた内容だった。私はここで1曲、弾き語りすることに…。夜は信徒宅(印南家)にHS。

4日 …10:30am 聖書研究会(レビ記21−22章)。午後の教会員訪問は、寝過ごしてしまった…(最悪!)。6:30pm 青年会で私は賛美、証し担当。受洗告白の兄弟が1人。ハレルヤ。夜は教会で宿泊。

5日 …先日できなかった教会員を訪問。その後、茨城県大洗港へ潮一家と共にドライブ。昼食は豪華回転寿司。水族館見学。東京聖書学校にお土産をいただく。最寄駅で見送られ、帰校。

*** 感想 ***
 潮先生とは初対面ということで、いつも以上に緊張感をもって臨んだ。しかし、迎えて下さった先生はとても温厚で、心配するに足らなかった。先生とは、3人(潮先生、純子姉、小羊子姉)の家族ぐるみでお交わりをいただいた。とても愛に溢れている家庭だった。

 7泊8日で合計4件のホームステイをしたが、どれも印象深く残っている。私から見れば、豪邸並みの家ばかり。4件中3件のお宅にピアノがあった。あるお宅は、標高約800mの別荘地帯。ペットのネコが、野鼠をとってきて食べるという光景が見られた。冬には猿もくるという。あるお宅は標高約600mの山奥の手作りパン屋さん。来る人ぞ来るという環境で、熊も来るという。あるお宅の近くには、広い飛行場。広がる野原をミニチュア飛行機が飛び交う。どのご家庭も心に残る話をして下さった。大自然の中で暮らしている人との交わりを通して、心を広くさせられた。

 水曜の夜に行われた特別祈祷会もよかった。歓迎された西那須野教会前任牧師である朴先生は、韓国の神学校3年生だという。話す言葉、祈りに信仰のストレートさが見られた。そして何よりも、笑顔が似合う。韓国の熱さを肌で感じ、こちらまで熱くさせられた。共に賛美を奉げたことは、忘れられない。

 ここには書ききれないことが 、頭の中にたくさんある、しかし、書かなければならないことを最後に書いて終わる。受け入れて下さった潮先生、西那須野教会、そこに集うお一人お一人に感謝したい。特に、8日間時間を割いて付き合って下さった潮先生とご家族に、主の恵みをお祈りいたします。

■個人派遣報告 ・ ・ ・ ◆吉川教会中高生キャンプ 8/14-17

テーマ 〜神様とわたし あなたとわたし〜 「わたしにつながっていなさい」(ヨハネ15:4)

8月14日 ・ ・ ・貴村姉と共に浦和別所教会の奉仕をp.m.5:00に終え、高速バスで新宿(6:40発)〜高森町(10:10着)を移動。10:30長野県下伊那郡にある「交流センター山の寺 森の家」に無事到着。消灯。

15日 ・ ・ ・a.m.7:00朝の祈り(山口猛兄奨励)。8:00朝食。9:00分団(「神様とわたし」)。11:00不動の滝へ出発。大丸山公園で昼食、おたまじゃくし採り。p.m.1:00ドライブで、御大の湯へ。3:00温泉到着。同じ施設で夕食。7:00天竜川花火大会。8:00集会?T(満希子師説教)。消灯。

16日 ・ ・ ・a.m.7:00朝の祈り(本江有希姉奨励)。8:00朝食。9:00分団(「あなたとわたし」)。11:00欄ミュージアムへ出発。p.m.0:00昼食。1:00自由時間(子供たちと散々遊ぶ ・ ・ ・)。4:00分団発表。6:00夕食。7:00集会?U(ここで賛美礼拝として、私が1時間任された。説教も担当)。8:00花火。9:00入浴。消灯。

17日 ・ ・ ・a.m.7:00朝の祈り(貴村神学生奨励)。8:00朝食。9:00閉会礼拝(河合兄)。9:30森の家を出発。p.m.3:00吉川教会到着。

*** 感 想 ***
 まず、初日の移動を心配していた。浦和別所から直接長野県だったからだ。しかし、高速バスが思ったより疲れず、夜はぐっすり眠れた。ただ、高速バスへの乗車時、バス側のチケットトラブルがあって時間がとられ、危うく乗り遅れるところだったので、余裕をもって行動したことがよかった。

 それぞれの集会も恵まれた。私は吉川教会中高科出身で、1年生の時にも派遣生として関わった。その時を思うと、今の教師陣はとても伝道に励んでいる。もちろん、前の教師たちも熱心だったが、また新しい戦力が活躍していた。まだまだ安定はしていない分、労苦は多いと思うが、その時々に必要を備えて下さっている神をほめたたえた。印象的なのは、2日目と3日目の分団。私は中学生を担当した。教師3人、生徒2人の少人数だったが、しっかりとした受け答えができていた。分団で話したことの全体発表者代表も、立候補をもって決まった。積極性があることはとてもいいこと。私がその頃まったく無口で消極的だったから、よけいにうれしく思う。

 この夏は大自然に触れる機会が多く、感動も多い。2日目、不動の滝を目の当たりにしたとき、人の小ささを感じた。滝の真下に近づいたが、何といっても怖い。それにしても、私は本当に子供に好かれるらしい(私も好きだが)。どこへ行っても観光という感じではない。ベビーシッターといったほうがよい。子供が常にまとわり付いていた。だが、そこで思わされたこともある。子供の反応は、やはり新鮮である。それと一緒になって自然を眺めるとき、また違った味わいがある。ついていけないこともあるが ・ ・ ・。

 メインの奉仕は、3日目の賛美礼拝担当だった。分かりやすく御言葉を伝える、賛美を通して神に目を向ける。時間一杯使わせていただいた。楽しいひと時となった(だろう)その結果は、一人の中学生に現されたと思う。ギターに興味をもち、キャンプから帰ってからも弾いている。これからの吉川中高科、まだまだ成長させて下さる神を信じ、今回の収穫に感謝している。ハレルヤ。


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